エリクソン
エリクソン先生といえば「ライフサイクル」や「アイデンティティ」、フロイトと決別した人というイメージがあります。
今日はエリクソン先生についてのまとめです(アウトプット用)
・ドイツ帝国のフランクフルト生まれ
・「精神分析」に関係する学校の教師となる
・そこでフロイトと出会う
・ハーバード大学教授に着任
・心理社会的発達理論を生み出した
・心理社会的発達理論は人生(ライフサイクル)を8段階に分ける
・各段階に発達課題と危機がある
・フロイトは青年期までを対象とした発達論だったのに対し、
エリクソンは中年期や老年期も含んでいる
・また、フロイトは性的な要因を重視したが、
エリクソンは心理・社会的な要因を重視した
・1994年に亡くなった
■ライフサイクル
・パーソナリティの生涯発達を理論化した
漸成(ぜんせい)発達理論の中で用いられた概念
①乳幼児期 0~1歳 基本的信頼 VS 不信
②幼児期前期 1~3歳 自立 VS 恥・疑惑
③幼児期後期 3~5歳 自発性 NS 罪悪感
④児童期 6~12歳 勤勉 VS 劣等感
⑤青年期 同一性 VS 役割混乱
⑥成人期前期 親密さ VS 孤独
⑦成人期 世代継承性 VS 自己吸収
⑧老年期 自我の統合 VS 絶望
ライフサイクルではそれぞれの課題を乗り越えると「人格的活力(よりよく生きていくための力)」が生まれるのだそうです。
自信をもてたり、目標があったり、ストレスが少なかったり、自分の役割がわかったり、がんばるときはがんばれたり、親しい仲間がいたり、という感じでしょうか。
■ライフスタイルとどう違うの?
ライフスタイルとは・・・
ある文化、社会、集団のメンバー共通にみられる生活様式で、
個人の生き方を規定する認識と行動の枠組み
→ライフスタイルは「生活の仕方」という感じでしょうか。
■ライフコースとはどう違うの?
ライフコースは今読んでいる書籍に掲載されていなかったので、
インターネットを参考にしましたが・・・
「個人が一生の間に辿る道筋」のことだそうです・
→ライフサイクルはすべての人間が共通して辿る段階のようなもので、
ライフコースは個人の人生という感じでしょうか。
■コアラの感想
エリクソン先生と私の生きている期間がかぶっていたことに驚いた。
大昔の人ってイメージがあったけど、身近に感じた。
さて、コアラは今「成人期前期」かな~
この時期はパートナーとか仲間と親密な関係を構築していく時期らしい。
パートナーとか友達とかあんまりいないので壁を乗り越えるために
まずは友達作りだ~!!(^^)/
参考:現代心理学辞典、よくわかる臨床心理学