エンパワーメント
エンパワーメントについて。
イメージはなんか元気なことばって感じ。
では今回もまとめ(自分用)
参考:よくわかる臨床心理学
■「エンパワーメント」概念とその広がり
・元の意味は「権利や権限を与えること」
・発端のきっかけは、専門家が一方的にサービスを提供するということが、
・本来は自分で決定し、問題解決をする力を持つ人からその機会を奪い、
・結果的には援助を求める人を無力で無能な人として固定化させる
・障害者、女性、高齢者、先住民などは、差別される集団に属することで
受けた否定的価値を自ら内面化し、パワーレスな(無力化された)状態になりやすい
・しかし当事者が主体として問題解決に参加することによって力をつけるという
・「セルフ・エンパワメント」という当事者の視点から捉えることもできる
■エンパワーメントの定義
・三島は「実際にあるいはイメージとして無力なこと、学習された無力感、疎外感、
自分自身の人生に対して統制感を欠いている状態」がエンパワーメント欠如の
状態と述べている
・エンパワーメントは、上記のような人が、自分の中に眠っている力に
気づき、それを自ら引き出していくプロセスであり、(ほぅ・・・)
・それによってもたらされた結果でもある
■エンパワーメントの次元
・個人
「心理的エンパワーメント」とも呼ばれる。自分の生活に対する統制感、社会や政治などの環境が自分の生活に与える影響についての批判的検討能力が獲得された状態。
・組織
・コミュニティ
■コアラの感想
職場の先輩でも手取り足取りやってくれるタイプと、基本は自分でがんばって、壁にぶつかったときにアドバイスをくれたり、一緒に解決してくれたりするタイプがいた。
私は後者の先輩と仕事をしていた時の方がエンパワーメントを獲得できていたと思う。仕事が楽しかったし、自己肯定感も得ていた。ちなみにその先輩のことも大好き。
何が本当にその人のためになるのかを改めて考えて臨床をしていきたいし、臨床以外の場でもエンパワメントの概念は役立てていきたいなと思った!