ミジンコこあらの心理学アウトプットノート

心理学系大学院を目指すミジンコによるミジンコのためのメモ

危機介入

 

■危機介入とは

・危機状態にあるクライエントに対して行われる、心理援助のありかたの一つ。

 

■危機理論

キャプランの危機理論は「人生上の重要目標が達成されるのを妨げられる事態に直面した時、習慣的な課題解決法をまず初めに用いて、その事態を解決しようとするが、それでも克服できない結果発生する状態である」と定義される

・「人生上の重要目標が達成されるのを妨げられる事態」を難問発声状況と呼ぶ。

・難問発生状況とは、ライフサイクル上のさまざまな発達課題として、

・あるいは偶発的な出来事として生じる

・危機状態は地域社会に生きるすべての人に生じる可能性がある

 

■危機介入法

・コミュニティ心理学の考え方を反映している。

・人格の変化や自己成長を目標とする

〇危機介入法の目標

・情緒的均衡が崩れている人に、最小限の介入によって、できるだけ早く均衡を回復させる

〇危機介入法の行われる期間

・迅速に

・危機介入の持続は1~6週間程度

・その間にタイミングよく

〇危機介入法で扱う素材

・クライエントの問題発生状況を理解

・それを乗り切るための援助

・現在の問題と、将来に向けての開所

・心の内面だけでなく、クライエントが利用できる資源の査定

・例えば、人的資源(友達とか)、物理的資源(休養のための時間、経済)、関係機関(医療機関、相談機関)

 

■コアラの感想

 私は高校時代が一番人生で危なかったと思っている。

 自分と他人を比べて、劣等感を抱き、死にたかったなぁ。

 みんなと同じように話すことができず、工夫してみるけど壁にぶち当たり

 失敗におわり、無力になる。ずる休みをし、不登校になる。

 

 私は母親や担任の先生、おじいちゃん先生、保健室の先生、精神科の先生

 スクールカウンセラーの介入で、なんとか高校を卒業することができた。

 そしてつらいときの問題解決方法を自分なりに身につけ、人格も良くも悪くも

 変化し(まじめで人に合わせる方だったけど、適当で自己中になった)、

 今に至ります。

 なにはともあれ、生きててよかったなぁ。