ミジンコこあらの心理学アウトプットノート

心理学系大学院を目指すミジンコによるミジンコのためのメモ

目撃者の証言その②

 

 

■検索要因

・ブラウンらは、先に写真を見る機会があると、その人を犯人であると再認する確率が

・増大する「写真バイアス」を発見。

・「犯罪者」とラベルをつけた人物の写真を1枚ずつ参加者に見せ

・後で識別テストを行うと告げた。

・その直後に①先の犯罪者の顔写真と②犯罪者でない人物の顔写真を提示した

・1週間後、ラインナップを示すと

・非犯罪者を犯罪者と同定する比率は20パーセントであった

 

 

■認知面接法

・記憶がゆがめられる可能性が高いので

認知心理学的な記憶研究の成果を活用し

・目撃者の想起を促進しようとする認知面接法が提案された

 ①ラポール形成

 ②一側面に限定した質問ではなく、被検者が自由に多様な情報を話せるような

  開かれた質問をする

 ③想起を援助するような教示を与える

 ④目撃者に思いのまま自由なやり方で事件を表現してもらう