ミジンコこあらの心理学アウトプットノート

心理学系大学院を目指すミジンコによるミジンコのためのメモ

福祉・児童相談所

 

児童相談所の業務

児童虐待対応に関して知られているが

・18歳までの子供のあらゆる相談を受けている臨床機関けん行政機関

・一般のクリニックとは以下が異なる

①子供を育てる側の課題にも対応

②法的に相談を施設から開始することが可能

③一時保護の実施

④相談活動をリードするのは児童福祉士(ソーシャルワーカー

 

■児童心理士の業務

・相談や通告のあった子供へ心理テストや行動観察などを通して

・子供の発達状態や資質、心的状況についてのアセスメント

・それに基づいて指導

・その子にかかわる先生などにも配慮をお願いすることも。

・ケース全体の見立てをたて、必要があれば継続的にカウンセリングや心理療法も。

・福祉司と協力し、家庭訪問などもする。

 

■コラボレーション

・児相は複数職種のチームアプローチによってなされる

・チームアプローチのかなめは、定例の所内会議や臨時会議の開催

・通告や相談の受理、総合的判断や処遇方針などポイントについては

・担当者を含む組織として責任をもつことのできる大枠を設定する

・所内だけでなく所外も大切

 

■児童福祉臨床における心理職の独自性

・目の前に現れる援助の必要な人に対して柔軟な動きが必要

・原則として2年に1回の療育手帳更新のための判定は

・日々、子供と向き合っておられる家族の相談ニードの発掘にもつながる。

・虐待対応は「待ち」だけでは成立しないことを示す。