問題解決①ゲシュタルト心理学
■問題解決とは
・現状と目標との間に何らかの障害があるとき
・目標に到達する方法を見出すことを問題解決という
①課題に必要な情報が問題の中にすべて含まれており、客観的に正しい解が存在する「良定義問題」と
②解決に必要な情報が問題の中にすべて含まれておらず、正しい解が1つに定まらない「不良定義問題」とを区別する必要あり
■問題解決における表象と再構造化
①再構造化と洞察
・ゲシュタルト心理学派は、
・問題を内的にどのように表現しているかと
・その内的表象をどのように再構造化するかといった観点から研究を行った。
・問題の表象を変化させる過程を「再構造化」といい
・問題の解法が突然明らかになることを「洞察」と呼ぶ。
②機能的固着と心構え
・「ろうそく問題」のやつ
・ある特定の機能についての特定の考えを持っていると、
・対象の別の機能を用いることが抑制される。→機能的固着
・機能的固着と類似した概念として「心的構え」がある。
・これは、人が過去の経験に基づいた特定のやり方で反応する傾向である。
③問題表象の転換
・問題提示の仕方によって生じる表象が、問題解決に影響を及ぼすことがある。