観察法
前回に引き続き、データの収集技法
今回は観察法です(自分用まとめ)
■観察法とは
・対象となる人や行動を、自然な状況や統制された状況のもとで観察する方法
・個人が与えられた環境の中で実際にどのようにふるまうかを査定するには
もっとも適切な方法
■観察法の利点と限界
〇観察法の長所
①行動の生起頻度や生起率、持続時間、強度、連続性など、
質・量さまざまなデータから事実をきちんと把握することができる
②行動を対象とするため、質問紙法や面接法が適用できない乳幼児や
障害児・高齢者・長期の精神障害を持つ人々なども対象にできる
③対象者への拘束が少なく、日常生活上の自然な行動を対象にできる
〇観察法の短所
①客観的なデータを得るには、様々な配慮や訓練が必要となる
②プライベートな行動や内的経験には触れられないなど観察できる側面に限界がある
③ある文脈で得られた結果がほかの場面にあてはまるかに限界がある
■観察場面の種類と記録の方法
〇どのような場面で観察する?
①自然観察法
②実験観察法
〇観察形態は?
①参加観察法:参加者が被参加者をじかに観察
②非参加観察法:ワンウェイミラーや視聴覚機器を使用
■サンプリングの分類
①時間見本法
②場面見本法
③事象見本法
④日誌法
■観察法の留意点
・高い信頼性が必要
・そのためには行動の定義を明確にしたり、
・観察者の観察や記録を訓練したり
・視聴覚機器を利用すること
・実験者効果に対処するように配慮することが必要
・妥当性も必要
・○○の査定のために、××を査定することは妥当か、それで十分か?など
■コアラの感想
準備中