遊戯療法
■遊戯療法
・子供を対象とした遊びを媒介として実施される心理療法
・フロイトやクラインは、遊びの中には言葉では表現できない
・あるいは心の中で受け止めることが難しい感情や葛藤が表現されると考えた
・そして精神分析の立場から理論を発展させた
■遊戯療法におけるセラピストの基本原則(アクスライン)
①暖かく親密な治療関係を構築する
②子供のあるがままを受容する
③子供が自由に気持ちを表現できるような許容的雰囲気をつくる
④子供の感情の伝え返しにより、気づきを促す
⑤子供自身に課題を解決する力があることに敬意を払い、選択と変化に対する責任をもたせる
⑥子供を主体とし、セラピストは非指示的な姿勢をとる
⑦治療の進展をじっくり待つ
⑧子供の責任の自覚を促すために必要な制限を与える(時間や場所を定めたり、攻撃行動の禁止などのルールを与える)